「まぐまぐでゅ~」
先日、「ある特集をしているTV関係のものですが~」というTELあり。
何かと思ったら
「庄内のほうでは、『まぐまぐでゅ~』という言葉を使うそうですが
御社で、なにかその言葉を使ったポスターなどは
残っていますか?」との事。
(あぁ~、弟がたまに面白いフレーズを、店のガラス面に貼っていたけどなぁ~)
「今は、残念ながら、残っていないですね~」
「あぁ~、(ガッカリした様子で)分かりました。また電話するかもしれません」
どうやらケンミンショーという番組らしい・・・。
「まぐまぐでゅ~」は、フランス語に聞こえるのかもしれません。
酒田は、西回り航路で栄えた港都。
京都や大阪の言葉が残っており
ウチにご来店のご高齢の方は、
たま~にいろんな事をおっしゃいます。
「落ち着きがない子」を
「でって、この子だば、キトキトって!」という表現がありますが
この「キトキト」は
富山では、「生きが良い」ことを指し、鮮度が良い魚の状態を「キトキト」って言います。
「まぶしい」を「かがぼしい」
「ぶじょほだの~」は「不調法」
「体がかゆい」を「ものけして」(物の怪?)
きっと、向こうのほうでは、「高貴な言葉」だったのかもしれません・・・。