梅一輪の暖かさ
昨日の早朝、
日和山の日枝神社に行きました。
水が流れている、手を清める所がありますが
その場所の参拝路を挟んだ向かい側に
紅梅が一輪咲いていました。
首が痛くなるような体勢で、
伸びあがるようにして見つめると
曇り空をバックにして
「咲いていますよ~」と
必死に、けなげにアピールするかのような
一輪。
桜のような、あでやかさや華やかさは無いのですが
酒田では季節に先駆けて咲く
この花がいとおしいです。
椿も小さく固い蕾。
この神社の裏手の椿林も大好きです。
蕾を見ると、つい口に出るのがこれ。
「銭の花は、清らかに白い。
だがその蕾は、
血がにじんだように赤く、
汗の匂いがする」(細腕繁盛記)
古いなぁ~